社長コラム
疑念 〜3回表〜
2025年3月 1日掲載
11月に入った、というものの残暑が終わらない。
これだけ暑いと、さすがに体の小さな我が家の一人娘には辛いと想像した。
事実、ピカの食欲が少しずつ減退しているのである。
今までは、規定の食事量を食べ終えるまでにわずか10秒しか掛からなかった。
ところがどうだ、最近は食べない時があるのである。
「3歳になると、さすがに同じご飯では飽きてくるのかな?」
ドッグフードを替える事にしてみた。
すると、替えた一日目は旺盛に食べる。 しかし二日目には同じように口を付けなくなるのだ。 いや、きちんと書くとするなら、朝は食べるが、夕方には食べなくなってしまう。
犬仲間の方々に相談してみると
「うちも好き嫌いが多くて、ご飯を色々替えてみたのよね」
「トッピングをすると、食べるようになったよ」
そこから、食事についてのトライ&エラーが始まった。
ご飯の種類が増えていく。 色々トライしてみても、同じように二度目には食が止まる。
トッピングも色々試してみる。 5種類、6種類...。
規定量をなんとか食べてもらうために、トッピングを替えてみると、数種類のトッピングがご飯の上を占拠するようになる。作っている私も、妻も混乱して、疲弊するようになった。
それでも食べずに山盛りのご飯を捨てることが続く。
1か月前にご飯の時間は10秒だったが、現在、一度のご飯は15分。90倍の時間がかかる事に我々夫婦は戦慄を覚えた。
そんな時に妻が病院に行く事を提案した。
「もしかして、ピカの体に何かが起こっているんじゃない?」
歯磨きをしていると、たまに歯ぐきから血が出る事があるらしいのだ。
私はその提案に、何か嫌な感じがして、少し待ってもらう事にした。
「もうちょっと様子をみようよ」
病気なわけがない。とっさに思ったのには訳がある。
最近、散歩をしていて頭の片隅にあった。
尿の色が今までよりも濃くなっている、ような。 いや、たぶん思い込みだろう。
たぶん、暑い11月がなせる「夏バテ」の症状だ、そうであってほしい。
嫌な予感を打ち払いたいという心理が働いたのかもしれない...。(3回裏へ続く)