社長コラム
犬飼い談義(1)
2022年2月 1日掲載
突然ではありますが、犬を飼うことになりました。
昔から、妻と「犬を飼いたいね」という会話をしていたのですが
我が家には成長中の双子がいたので、「いつ犬を飼い始めるか?」という
問いには明確な答えを出さずにおりました。
出会いは突然にやってくるもので、ホームセンターで何気なくペットコーナーを
横切った時の事です。
とてつもなくかわいい(ように見えた)一匹の犬と目が合いました。
妻と二人、その犬の前でずっと見ておりました所、後ろから忍び寄る黒い影が。
「抱っこしてみますか?」
ペットコーナーの店員さんからの提案です。
思えば、この一言が「殺し文句」だった事に気づくのにはそう時間はかかりませんでした。
なぜなら、抱っこする事で「情」が芽生え、一週間で家に迎え入れることになったからです。
その子はすでに生まれてから4か月が経ち、各種ワクチンは接種済みで「お散歩オーケー」
という触れ込みつきでした。
抱っこさせてもらった店員さんは
「小さいので、そんなにお散歩もいりませんよ」
と言っていました。
抱っこしたその子犬は腕の中で暴れることもなく、無駄吠えすることもなく、なんなら
少し震えるような感じだったため、母性も刺激されたかもしれません。
双子達にも事前に話し、家族会議もしたのちに無事迎え入れる
事に。長い付き合いになるため、しっかりと話をしたつもりでおりました。
妻の実家では犬を飼っておりましたが、主に義父が面倒を見ていたとの事。私は犬を飼ったことがなく、ほぼ犬の飼育経験のない家族が犬を飼うという事になったのです。
「子犬(犬業界では、パピーと呼ぶのだそうです)」という言葉には、純真無垢という
どでかいレッテルが貼られています。 クンクン鳴いてよちよち歩きの危なっかしい
イメージが頭の中に浮かんでおりました。
そんなレッテルが剥がれるのは、一瞬でした。
どんな風に剥がれていくのか、お話ししたいのは山々ですがなんとお時間が一杯一杯に。
来月に続きます(笑)。